新たなる形全国より想いを届け
コロナ禍の今こそ報恩の祈りを捧げる

　日蓮宗聖徒団全国結集身延大会第５５回記念大会が１０月６日～７日、日蓮宗総本山身延山久遠寺にて全国より113聖徒団（志納聖徒団含む）が参集し開催された。
この身延大会は、寿量ご本仏さまの大慈大悲への報恩感謝の祈りを捧げ、日蓮大聖人さまの御魂を受け継いでお題目の道と歩むことを改めて誓う一大式典である。
本年は、「新型コロナウィルス感染症」の影響もあり、中止することも検討されたが、髙佐日瑞聖徒団首導の「昭和４０年の結成大会以来、創祖行道院日煌聖人の想いと共に毎年継続して開催されてきた伝統あるこの式典を、どの様な形であっても是非開催をしたい」との強い想いから、様々な感染症対策を講じ、開催を決行した。
本年は、感染拡大防止のため霊断師のみの参集、聖徒団のシンボルである団旗を結集し、さらには参加が叶わない聖徒一人ひとりも、大会奉賛志納・日蓮大聖人報恩「のぼり」奉納などを以て、仏恩に報じる祈りをともにした。
また、大本堂行事の模様はＹｏｕＴｕｂｅにてライブ配信され、全世界から多くの聖徒がリモートにて参拝した。この映像のダイジェストが視聴することができるので、是非視聴されたい。

祖廟行事

大本堂行事

のぼり旗

祈願札・回向札

　今大会では参加できない聖徒の皆さまのために、ご祈願とご回向を募集し、本会独自のお札を作成しました。
身延山久遠寺大本堂のご宝前にお供えされたお札は、奉告式の唱題中に脇導師が聖徒一人ひとりのお名前とご祈願、志すご先祖さまのお名前を丁寧に読み上げ、全国聖徒の皆さんの想いを日蓮大聖人さまに届けることができました。