聖地身延に心が集結

　日蓮宗聖徒団第56回全国結集身延大会が、10月27日～28日、祖山身延山久遠寺にて開催された。全国より参集した霊断師・聖徒のほか、奉讃聖徒、「積功累徳」納経者、リモート参加聖徒等、延べ７００名が結集し、「総和」の祈りを捧げた。
好天に恵まれた27日午後3時、髙佐日瑞首導が見送られるなか、髙佐宣長伝師、堀江宏正大会長一行は、常唱殿を出立し、祖廟を参拝した。
28日、雲一つない快晴のもと、午前8時半、日蓮宗聖徒団総本部旗を先頭に霊断師が入堂、大本堂行事が始まった。
堀江大会長による「開会の辞」に続き、身延山久遠寺総務持田日勇猊下の歓迎のご挨拶（浜島典彦副総務代読）、中川法政日蓮宗宗務総長のご祝辞、内野日総身延山久遠寺法主猊下による御経頂戴とご挨拶があった。
この後、髙佐日瑞首導を大導師とし、髙佐宣長伝師、永江尚幸、伊丹瑞栄、小林栄量、村井信照各副大会長、清水文修山静・中部布教区長の脇導師一行が昇堂。全国から集結した聖徒団旗の観閲式が奉行された。
引き続いて仏前奉告式に移り、禮拝文、読経、唱題の後、髙佐首導により奉告文が読み上げられた。新型コロナウイルス感染症終熄祈願文を全員で奉読したあと、「積功累徳」納経式、首導による訓辞を承けて、聖徒代表・笹沼髙志さん（本部幸龍寺檀家総代）により「誓いのことば」が述べられ、山﨑浩道副大会長の「閉会の辞」を結びに大本堂行事は円成した。

祖廟行事

大本堂行事

のぼり旗