聖徒団信仰Q&A

聖徒団信仰Q&A〈第6回〉積功累徳

質問ちゃん
問 写経の功徳について教えてください。(佐賀県 70歳・女性)
お答え上人
答 法華経の法師品(ほっしほん)には、五種法師(ごしゅほっし)と呼ばれる修行が説かれています。すなわち、受持(経を信じて(たも)つ)、読(経文を読む)、誦(経文を暗誦する)、解説(げせつ)(経説を理解して教えを説く)、書写(写経する)の五つです。
 これらの修行によって、眼・耳・鼻・舌・身・意の六根が清浄となるとされています。
 弘安4年(1281)11月24日、身延山の西谷に日蓮大聖人さまの新しいお住まいが完成した際のことを記された『地引御書』には、次のようにあります。
「坊は十間四面にまたひさし(庇)さしてつくりあげ、(中略)二十四日の戌亥の時御所にすえ(集会)して三十余人をもつて一日経かき(書)まいらせ、並に申酉の刻に御供養すこしも事ゆへなし」
30数人で法華経の写経供養をされたのです。
印刷技術が未発達であった時代には、経本は書写によってしか伝えることができませんでした。現代では、パソコンとプリンターによって、経典を自分で印刷することすら簡単にできるようなりました。しかし、自らの手で文字を書くことが少なくなっている今、クリック一つで経文を印刷することができる現代だからこそ、自らの手で写経することの意義と功徳が高まっていると思われます。
聖徒団では、正しい日蓮仏教の教えに基づき、方便品、自我偈、そして創祖行道院日煌聖人による「懺悔文」が収められた独自の写経本「積功累徳」をお奨めしています。
 お納め頂いた「積功累徳」は、毎年の身延大会で納経式を行い、大聖人さまにご奉告した上で、聖徒団総本部幸龍寺に納経されています。
「積功累徳」とは、修行に励み、功徳を積み重ねること。
 「今の法華経の文字は皆生身の仏なり」(『法蓮鈔』)。「法華経の一文字一文字が生きている仏さまそのもの」なのです。写経とは、ご本仏を写すことであり、ご本仏の功徳をそのまま頂戴することです。

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