活動 身延大会

日蓮宗聖徒団第51回全国結集身延大会

祖山に響くお題目 届け異体同心の総和の姿

平成28年4月23日~24日の両日、日蓮宗総本山・身延山久遠寺(内野日総法主猊下)は、全国各地から結集した聖徒で埋め尽くされた。日蓮大聖人さまへの報恩感謝と、お題目信仰を誓う第51回目の全国結集身延大会。今大会では唱題修行が創祖行道院日煌聖人より伝わる御手振みてふり題目「充霊じゅうれい法華ほっけ三昧法さんまいほう」で行われ、また、大本堂行事では写経本「積功累徳」を三巻以上納経する聖徒が写経本を自らご宝前に奉呈するなど、信仰のよろこびを一層強くいただく大会となった。大聖人さま棲神の聖地を二日にわたり熱く包んだ総和の姿を紹介する。

大会1日目

祖廟参拝

23日午後2時、喜びと期待に胸を膨らませる聖徒団を前に、中里勝禮副大会長の宣言で開会。高野玄隆ご廟所別当より歓迎の辞をいただき、髙佐日瑞首導一行を先頭に、全国から参集した聖徒団が列をなして祖廟へ。祖廟では香を手向けてそれぞれ昨年の大会からの一年を報告し、一層のお題目信仰を誓った。

高野玄隆ご廟所別当
中里勝禮副大会長
常唱殿前から祖廟へ向け出発する聖徒団
聖徒団を迎える髙佐日瑞首導一行
聖徒団に先立ち祖廟に向かう首導一行
祖廟拝殿で報恩感謝を捧げる参加聖徒

唱題修行

23日午後7時30分、三門前での唱題修行。永江尚幸副大会長が導師を勤め、千燈供養申込者の名前を読み上げ祈願。聖徒が一心に行う「充霊法華三昧法」の御手振り題目が祖山にひびいた。

手本を示す所作導師の竹内曜良上人
三門から玄題旗菩提梯へと延びる灯火

 

 

たくさんの聖徒が参加して行われた唱題修行
祈願、回向など思いを込めた千燈供養の灯火

大会2日目

団旗観閲式

24日午前7時30分、各聖徒団は身延山久遠寺大本堂前に集合し入堂。首導一行をお迎えして、午前8時から団旗観閲式が行われた。紫紺の団旗を掲げ勇ましく行進する旗手の姿に大きな拍手が送られた。

身延山久遠寺井上日修総務
髙佐日瑞首導
拍手のなか団旗観閲の行進
ご宝前で聖徒団の団旗を迎える首導一行

大本堂奉告式

団旗観閲式につづいて、大会はいよいよクライマックスへ。身延山久遠寺法主・内野日総猊下がご宝前に進まれ御経頂戴の儀、また小林順光宗務総長から祝辞が述べられると、参加聖徒らはありがたい面持ちで頭を深く垂れていた。

奉告式に入り髙佐首導一行が入堂。納経式を行い、納経代表者を紹介した。続いて髙佐首導がご宝前に進み、奉告文を言上。あわせて優秀聖徒団の表彰が行われた。草野法界大会長のお言葉、聖徒代表による誓いの言葉に続き、会場全員で規律し心を一つに団歌を斉唱。力強い歌声が身延の御山に広がった。

最後に伊丹榮彰副大会長から閉会が宣言され、第51回身延大会は幕を閉じた。

草野法界大会長
伊丹榮彰副大会長
髙佐首導を導師に営まれた奉告式
内野日総法主猊下による御経頂戴の儀
祝辞を述べる小林順光宗務総長
全員で聖徒団団歌を斉唱
身延山五重塔
厳粛に行われた大本堂での奉告式で祈る聖徒

ご宝前に献上

献灯の儀

献華の儀

献香の儀

納経

 

縁の下の力持ち

大会を支えた補佐員の方々

スナップショット

 

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