首導月訓 平成30年の月訓

首導月訓(平成30年4月)

◆信仰とは礼拝することである。礼拝の対象は寿量ご本仏の大曼陀羅ご本尊に限る。日蓮大聖人の仏教は、己れの本体を寿量ご本仏であると信ずる信仰である。故に寿量ご本仏の全貌を図顕した大曼陀羅を礼拝する。礼拝とは一体になることである。

◆人間は寿量ご本仏の分身である。本体に近づけば楽しみ、遠ざかれば苦しむ。礼拝は、本体に近づき、楽しみを大きくする方法である。その妙味を知らなければ、本当の信仰生活は分からない。毎日礼拝すべき所以である。

◆あらゆる神仏は寿量ご本仏から生まれたものであり、本体は寿量ご本仏である。寿量ご本仏こそが、真の神である。己れの実体以外には神はないからである。このことを明かにされたのが日蓮大聖人である。

◆大曼陀羅ご本尊を礼拝する時には南無妙法蓮華経を唱える。誰でも容易になし得る行である。意味が判らずとも気にしなくてよい。南無妙法蓮華経の意義を理解するに至れば、題目信唱の尊さに代わるべきもののないことが判るが、判らなくても信じて唱えていれば、必ず神秘の感応が現れる。

◆ただし、それで事終われりとしてはならない。神秘の上に精神文化が建立されることが肝心である。本体である寿量ご本仏の行徳を、人格と生活の上に現すのが、我々のあるべき姿である。

◆礼拝に徹し、神秘に触れる。寿量ご本仏を仰ぎ、倶生霊神の護りを受ける。安心(あんじん)と法悦のうちに己れの価値を育て、煩悩を離れずに即身成仏する。これが日蓮仏教である。聖徒団は、この信仰の正導として、現代の光明とならねばならない。
日蓮宗聖徒団首導 髙佐日瑞

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