紙上法話

聖徒団信仰で幸福な人生を!

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幸福とは理想世界の実現

 人類共通の理想は人生で成仏を味わうことです。それを即身成仏といいます。それは仏さまのような生き方を体験することで、幸福な人生を送ることです。人間として誕生したからには幸福な人生を送ってから、死を迎えたいものです。幸福な人生を送ることとは「(じょう)(らく)()(じょう)」の四徳波羅密(しとくはらみつ)の理想を実現することに他なりません。


「常」とは病気、事故ケガ等せず健康で長寿であることです。美味しいお食事をいただき、丈夫な体で生活できることは何よりの幸せ。正に命は宝物です。


「楽」とは楽しい生き方ができることで、安心安楽で常に笑いのある家庭や結婚生活ができたら幸せですね。仕事に勉強に勤しむことに生きがいを感じつつ、お金にも不自由なく使えたら、さぞ楽しいでしょう。


「我」とは、自主自由な生き方ができること。自主自由で民主権が認められた国だと暴動は起こりません。人種差別や暴力等の社会のひずみのある国は、自由がなく不平等な社会です。拘束されず、自由が認められれば、行くこと見ること食べること遊ぶことができ満足しますね。束縛と差別のない「自我」の保障です。


「浄」とは、安心安全な浄土(国土)で暮らすことです。戦争がなく治安が良い国家に住み、安全な場所で勉強や仕事をし、安全な住宅で暮らすことができれば幸福な人生を送れます。戦争中の国家には平和はありません。常に生命の危険に脅かされます。日本も75年前までは戦争の国でした。空襲により国土は荒れ食料は不足、犠牲者は310万人を数えました。


今は平和になりましたが、天災地災水害などによる災害が日本列島を襲います。平成の阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、去年の台風19号の長野関東東北地方豪雨災害等広範囲に被災している現状です。防災に強い国土作りが待たれます。

「我にお題目」の金の柱を

 お題目を心から信じ、口で唱え、菩薩行を実践するという自らの三業に持(たも)ち、行い、護り、弘める聖行こそが私たちの三業に潜む三毒の悪鬼を追い出すことができ、倶生霊神さまのお力によるご守護という福が舞い込んでくるのです。

尊い生命で四誓の行い

 日蓮大聖人さまは先ず国家国土の安全をお祈りすることが第一だと言われます。


「天下泰平に国土安穏ならんこと」「先づ国家を祈りてすべからず、仏法を立つべし」「先づ国土を安んじて、現当を祈らん」(『立正安国論』)


鎌倉時代も戦争や内乱、天災地災続きで国土は荒廃、生活苦から社会状況は最悪でした。そんな深刻な状況を打開すべく大聖人さまは『立正安国論』を鎌倉幕府に提出し直訴されました。国民の生命と財産を守るのが幕府の責務であるとの信念です。国主の責務は防災に強い国家と安全な国土を作ることです。安心安全な国土に一生暮らせたら幸福な人生を送れるはずです。


また大聖人さまは、生命について


 「命と申すものは、一身第一の珍宝なり。」(可延定業御書)
「財あるも財なきも命と申す財にすぎたるはなし。」(事理供養御書)
と仰っておられます。


何といっても生命にまさる尊い宝物はありません。生命あっての幸福なのですから命を大切にしなければなりません。


聖徒団の信仰生活は生命の大切を第一に考え、常楽我浄の即身成仏を目的に、日々お題目の信仰に励み、神秘の加護を体験することです。


そのためには倶生霊神符を着帯し質直意柔軟(しちじきいにゅうなん)」「柔和質直者(にゅうわしきじきしゃ)」(如来寿量品第十六)の心構えにて、感謝の心を保ち一心に祈らなければなりません。口にお題目を念じつつ「(たも)ち・(おこな)い・(まも)り・(ひろ)め」の四誓願(しせいがん)を行いましょう。

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